そして自民の大勝利。

ええ、ええ、加担してしまいましたよ。
たぶん生まれて初めて自民党に票を入れました。
 
いくらなんでも、今回の民主党はしょぼすぎた。
てゆーか、もともとしょぼい存在だったことが、
今回の選挙で露見しちゃった感があります。
政権交代をできる政党に」って、政権交代は「目的」じゃないでしょー。
そもそも旧田中派から旧民社、旧社会まで含んだ政党って何者?
それじゃあ、一生かかっても政策で自民と闘えないのでは…。
これなら、社民のほうがよっぽど存在意義がありますわなあ。
 
小泉自民党のめざすところが、アメリカ型の自由主義国家なのであれば、
それに対抗すべきは、ヨーロッパ型の社会民主主義を志す党ですよね。
社民党には、それをもっと大々的に打ち出していってほしかったなあと。
「平和」とか「護憲」とかで独自色を出そう、
という気持ちも理解できますが、そこは今回の選挙の論点ではなかった。
 
小泉さんは「郵政郵政」と連呼しているだけかと思いきや、
意外と「日本は小さな政府でいく!」という
本質的なこの国の向かう方向を示していたと思います。
社民が本気で「大きな政府!」をひたすら叫べば、
面白かったと思うんですよね。
合言葉は、「アメリカになるか、ヨーロッパになるか」。
福島党首は、メディアに出るたびにこれを連呼。
 
「少数の億万長者と多数の年収200万庶民を生む」アメリカ型がいいですか?
「安全や健康も金がなければままならない」アメリカ型がいいですか?
本当に、いいんですか?
と問われれば、「NO!」という人、多いと思うんです。今の日本なら。
少なくとも、比例区での社民得票率「5.5%」よりは、はるかに多いはず。
「税金は高くても、みんなが安心して暮らせるならいいじゃない!」を
堂々と言ってのけてほしいところです。
がんばれー。
 
と言いつつ、ワタクシ今は「小さな政府」派。
小泉改革が期待はずれに終わらないことを祈ります。