またまたデカイ一夜。
一軒目の居酒屋もうまかったのですが、
圧巻は二軒目のバー。
カウンターの奥にずらりと並ぶボトルの数々…。
見たことのあるお酒が、まったくもって見当たりません。
デカイお方曰く、「ここのウィスキーは、1杯2、3万のが普通にならんでるからね」。
ははー、頭が高かったですね。そんなお店だったとはいざ知らず。
マスター「いかがいたしましょう」
あべ「ロンサカパありますか?」
マスター「すいません、うちはアグリコールタイプのラムしかないんですよ」
あべ「は、はあ」
マスター「オススメをお持ちしましょうか」
あべ「は、はい、お願いします」
マスター「こちら、J・バリーの82年でございます」
あべ「は、はあ」
マスター「普通のラム酒は、砂糖を作る時の中間生成物から作るんですが、
こちらは、100%さとうきびの絞り汁から作っています」
うーーーまーーーー!
しっかりとしたラムの甘みに、洋酒では味わったことのないすっきりとしたキレ。
まさに、ラム酒の大吟醸ですな。
デカイお方「だから何万のが並んでるって言うたやろ」
マスター「次も、オススメでよろしいですか?」
あべ「は、はい」
マスター「トロワ・リヴェールの96年でございます」
こ、これって、おいくら万円だったんでしょか。
ごちそうさまでした。ははー。