そしてデカイお祝い。

きのう飲んでるときに、「日本酒、どうやって飲んでるんや」と。
「だいたいヒヤですね、冬でも」
「そうか、じゃあ徳利より猪口やな」
 
今日、デカイお方の部屋に呼ばれまして。
「これ、こないだの店で言うてた陶芸家がつくったやつや」
うっわー。箱が違います、箱が。
こんな厚手の黄色い布にくるまれて、
こんな騒々しい桐箱に入ったオチョコなんて、見たことありません。
「どれも、ええやろ」
はー、確かに見栄えといい、手の収まりといい、
間違いなく一級品でございますなあ。
「どれも、気にいったんやったら、全部持っていき」
いやいやいやいや、それはいけません。
お猪口3つに徳利まで…。
いやいや、えーあー、ほんまですか。
うわあ、ほんまにええんですか。
確実、自分史上最高の贈られものかと存じます。
 
信長から茶器を贈られた田舎武将の気持ちがわかった気がしました。
ははー。