きょうからベルリン。


人口12万人のハイデルをはなれ、ICEで人口300万人のベルリンへ。
ベルリンの第一印象は、落書きです。
壁という壁に、こんなとこどーやって描くねんという壁に、
果ては貨物車やトラックといった壁じゃないとこにまで、
ウォールペイントが施されています。
今はなきベルリンの壁も実は落書きがしたくて作ったんじゃないか、
と疑いたくなるほどです。
街並みや建築が美しいだけに、そのギャップが印象的すなー。

きょうは、かつての壁のむこうの暮らしを、
そっと引出しにしまいこんでいる博物館、DDR-museumに行きました。
http://www.ddr-museum.de/
こんなにモノに触れるミュージアムを見たことがありません。
ドイツにとって、東ドイツは暗い過去なんだと思ってたんですが、
ここで感じるのは、90%以上、郷愁です。
アメリカ色に染まっていない食器や生活雑貨、
でもやっぱりアメリカへの憧憬がにじんじゃってるバッタもんジーンズ。
 
来るときの飛行機で見た、瀬戸内少年野球団
同じような後味すなー。