CD最後の仕事?

ここ5年ほど、クリエイティブディレクターという役職をいただいてやってきました。
社内では、CD、なんて呼ばれ方をします。
初めのころは、半人前の意味をこめて「半角CD」なんて呼ばれ方もしたもんです。
まあ、うちのCDは、広告代理店のCDとは役割も能力も存在感も、たぶん年収も違います。
クリエイティブディレクターの名刺は、気に入ってましたが、
わりといつも「おおげさな肩書ですいません」という気持ちで使ってました。
お客様に渡す時も、「広告制作担当の」と言ってました。
 
それがまあ、課長になって、正確にはCDではなくなったこのタイミングで、
けったいな案件に巻き込まれました。
 
「明日のプレゼンに、クリエイティブディレクターという肩書きの人に入ってほしい」
 
なんじゃそら。
あのー、CDって曲がりなりにも、
「その案件に関する制作物とその効果に対して、すべての責任を負う人」なんですけど。
そんな、誰がどう考えて作ったのかもわからん企画、プレなんかできるかいな。
 
と、はねつけられないのが、サラリーマンCDの悲しいところ。
まあ、緊急事態だからねえ。
プレ前日、夜9時からのミーティングでどこまでチューニングできるかわかりませんが、
できるだけのことはやってみましょうか。