自由が丘、モルト、そしてカープ。

東京に来たころから捜し求めていた、カープのお店。
前田の2000本のあたりで、「ここのマスターは、カープファンですよ」と
ある女性からタレコミがありまして。
今日、ようやくうかがうことができました。
 
カープの話ができるのはもちろんうれしかったんですが、
酒の内容もかなりの本格派。
ウイスキーメインのいわゆるオーセンティックバーですなー。
食事に合わせて、好みのあわせて、気分にあわせて、選んでくれます。
 
「いつも甘めのをよく飲みます」「ストレートでいけますか?」で、「バルメナック12年」。
たしかにシングルモルトらしくないシェリー&蜂蜜のような甘さ。おいしい。
「こういう濃い色のウイスキーはなくなってきましてね。
 スペインでシェリーの税金体系が変わって、樽が出回らなくなったんですよ」
87へえ。
 
「甘さがラムみたいですもんね」
「ラム飲まれるんでしたら、こちらどうですか」と「トロワリヴィエール1997」。
あー、ラムの国で飲んだことある。確かにうまかった。
マルティニークのきれいな味&香り爆発アグリコール。
しかし、ラムの国以外でラムを飲むと、浮気してる気になるなあ。
 
「くせのあるものとか、飲めますか」と「ラガーヴーリン16年」。
あー、うめー。確かにピート香強いけど、複雑で華やかな味。
 
最後の一杯は、「外、寒いですが、駅くらいまでならもちますよ」と
54度くらいのを出してくれた(名前覚えてないや)。
 
家に帰るにはちと遠回りな自由が丘。
でもまたきます、ごちそうさまー。
いつか、優勝の祝杯をあげたいねー。


http://www.bar-superhero.com/