アメリカの住専。日本のサブプライム。

なんだか重苦しく、12月を迎えようとしています。
今日は(既定路線だったとは言え)黒田のメジャー行き会見で、がっくり。
毎日見てもむかっ腹が立つ守屋くんの顔に、がっくり。
金曜日だというのに予定もない、がっくり。
 
まあ、何より重苦しくしてるのは、サブプライムくんなんですけどね。
こいつの影響を考えると、夜も眠れません。寝てるけど。
 
「住宅はずっと値上がりするんです」と、返済額右肩上がりのローンを組ませる。
ほんまに値上がりしたら、その価値の分さらに貸し付けて、
「2軒目、3軒目買ったほうが得ですよ」とあおる。
ま、昔懐かし、日本のバブルとまったく同じ構造ですな。
サブプライム問題はアメリカ版住専問題だ、と言われるゆえんです。
あのとき日本では、最初「2兆円程度」と発表された損失が、最終的に200兆円越え。
今回のアメリカ版は、どうなのかねー。
証券化して世界中にばらまかれてるとこが、吉とでるのか凶とでるのか。
どっちにしろ、ドル安、株安から、景気後退は避けられそうにありません。
 
今後さらに気を重くさせる展開その1は、日本版サブプライム問題の表出すなー。
日本でも、「今は賃貸より買ったほうが絶対得」と無茶なローンで若者にマンションを売り、
「家賃収入がローン返済額を上回るんです」と公務員やOLに投資マンションを売りまくってますからねー。
今後、金利が上がった端から、破綻していきますわなー。
 
今後さらに気を重くさせる展開その2は、アメリカの暴発すなー。
世界が「アメリカという国自体がバブルやったんやー」と気づいてドル離れを起こし始めた時に、
アメリカが最も得意とするビジネスを中東やアジアのどこかでおっぱじめないかと。
対立極の、赤い旗の国も、旧赤い旗の国も、元気やしなー。
 
こんな時に、つまらんテレビを見て、またぐったり。
さあ12月、どうにか楽しくしたいねえ。