お客さん、ラッキー。

わー、寝坊やー。
と、ロイヤルパークイン名古屋で飛び起きる俺。
7時の新幹線に乗るつもりが、すっかり7時半。やべー。
10時に葛飾区、お花茶屋で取材。間に合うのか!
 
飛び込みで乗ったのぞみに、空席などあるはずもなく。
ドアあたりでしゃがみ込んで、変な姿勢で仮眠。スーツなのに…。
東京駅に9時半ごろ到着。
タクシーに飛び乗ると、
「お客さん、ラッキーです。私速いですから」
ほ、ほんまですか!頼んますわ。
 
「お花茶屋?大丈夫です、すぐです」
「迷うと時間もったいないんでナビ入れましょう」
「こっち混んでるんで、箱崎から高速乗ります」
「ラッキーです。いつもはもっと混んでるんです」
「私、運がいいんです。ほら、止まってない」
「この合流まで詰まるんです。もう大丈夫です」
「ここから気合い入れますね。早いですよ」
とにかく、よくしゃべる運転手さん(涙)
 
しかも、最後に、
「おつり用意しときました。もう大丈夫です」
と言ってる間に、1本曲がる道を過ぎちゃいました。
「あー、一通だ。大丈夫です、バックします」
「あー、ナビ分からなくなりましたね。大丈夫です。聞いてきます」
「うーん、このへんなんですけどねえ」
ぜんぜん、大丈夫ちゃいますやーん。
 
結局、15分遅れで到着。
まあ他のスタッフがいる取材だったのでなんとかなりましたが。
もちろん、寝坊した僕が悪いんですが。
うーん、ラッキー、ではなかったよな、少なくとも。